プログラム違いで転職すると地獄が待っている

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 エンジニア業界で働く人 山下 将也

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ほとんど間違えることはないはずですが、まれにJavascriptがメインの求人だということで就職したら、現場ではPHPを利用しないと解決しないものを扱っていて、結局Javascriptは使わずにPHPで環境を整えていくというような事態になることもあります。雇う側の無知が原因ですが、プログラマーならばこうした事はありうる問題として認識しておいたほうが良いです。

 

そして、それを見越して最初から複数のプログラムを扱えるようにしておいたほうが良いでしょう。一つの言語をそこそこ理解できるようにするには1ヶ月あれば割と十分ですが、作り込むだけでなく、運用レベルまで考えるとやることは少し変わりますので経験が必要になります。基本は会社から求められる言語と実際の得意な言語、本当に現場で必要な言語を区別できるようにしましょう。

 

アプリ開発は安定している

iPhone、Androidアプリの開発で必要になる言語はそれほど難しいものではありません。高機能なものはJavascriptなどを必要とするものもありますが、基本的な簡単操作で使えるアプリならば、HTMLやCSSをいじるような感覚でアプリを制作できます。そこまで難しいことはなく、一度分かってしまえば非常に簡単なので、身につけてしまって損はないでしょう。

 

アプリ開発で気をつけないといけないのは、iPhone、Android両方向けのアプリを作らないといけないことで、両方に対応するために、アプリの制作から配信、リリース、審査、アップデート更新など一連の作業の経験があるのが理想です。

 

できない言語をできると言わないこと

まれに、扱うことのできない言語、学んでからあまり時間が経っておらず経験もない言語を得意言語として転職する人もいますが、これは絶対にやってはいけません。ときには虚偽の申告として履歴書の詐称にもなりますので、犯罪として処理されることもあります。言語の知識が十分で、経験も十分ないとできないレベルの仕事は多数ありますので、せめて、その言語を使用したソフトウェアや環境構築、アプリ開発をしたことがあるレベルでないといけません。

 

できない言語をできるといって就職してしまった場合は、求められているレベルの差が大きすぎてパニックになって仕事どころではなくなってしまう可能性もあり、そこそこ完成していたソフトウェアを完全にダメなものにする可能性もあるため、余計なプライドや嘘はいけません。

 

監修・著者 山下 将也
エンジニア専門の人材紹介会社に従事しています。業界のことアドわかりやすく発信していきます。

 


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