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フリーランスが揃えるべきPC環境・最低スペック

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 エンジニア業界で働く人 山下 将也

フリーランスとして仕事をするにはまずは十分な速度の出るインターネット回線が必要です。データのやり取りや複数の企業、会社の担当者とチャットでやり取りをしつつ、YouTubeなどで音楽を聞きながら作業するような場合には回線速度に制限がかかる回線では仕事になりません。データ一つで10GBを超えるようなものもありますので、インターネット環境は妥協しない方が良いでしょう。光回線であれば基本的には問題ないです。

 

また、パソコンはIntelのCorei7以上の、RAM16GB以上、GPUはGeforceGTX960以上はないと十分に余裕を持って作業できません。パソコンが可動するだけで1GBから2GBは必要になり、GoogleChromeだけでもメモリ4GB以上を消費し、そこにさらに専門のソフトウェアやイラストソフトを起動すると時にはメモリ16GBでも足りなくなることがあります。

 

デスクトップPCならパーツだけ変えられる

ノートパソコンは内部が部分的に壊れると修復しにくいため、20万円から30万円のものを買ったとしてもCPUが劣化したらまるごと買い替えないといけないような場合が多いです。ファンがきちんと動かなくなった場合でもファンだけ交換する事ができないため、ノートパソコンは劣化すると余計にコストがかかって無駄が増えます。デスクトップPCならば、ファンがいかれたら、そのファンだけ交換して再び同じデスクトップPCを使い続けられ、CPUが古くなってきたら、同じ種類のCPUだけ交換すれば再び同じようにパソコンを使えます。

 

この場合の買い替え費用は、ノートパソコンはまるごと20万円から30万円かかりますが、デスクトップPCなら破損したパーツの交換だけで済むので1000円から5万円程度で済むというメリットがあります。これなら、コストは最小限で済み、ライセンスタイプのソフトウェアも失わずに済むでしょう。

 

マウスとキーボードは消耗品

フリーランスとして仕事をたくさん請け負うと、キーボードとマウスは完全に消耗品で1ヶ月でだめになってしまうこともあります。正規品で良品でもものすごい量の作業をこなしているとどうしても劣化してしまいますので、事前に予備のマウス、キーボードを用意しておくと良いでしょう。

 

マウスやキーボードは良いものを選ぶよりはそこまで劣化が激しくない、長期間利用できる耐久性の高いものを選んだほうがよく、消耗品として毎月、または、2ヶ月ごとに買い換えるのがベストでしょう。作業が多くなれば劣化は仕方がないことなので、買い替えが必要なものは買い替え前提でしっかり工夫してみてください。

 

監修・著者 山下 将也
エンジニア専門の人材紹介会社に従事しています。業界のことアドわかりやすく発信していきます。

 


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