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Pythonで機械学習・高速情報処理・自動化

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 エンジニア業界で働く人 山下 将也

YouTubeを形作っている言語

機械学習や高速処理に使われるとよく言われていますが、Pythonは短いコードで高度な処理を高速に行わせられるということで人気が高いです。中でもおそらく多くの方が知っているのがYouTubeという動画共有サイトは、Pythonを利用して作られていると言われています。シンプルなコードでありながらも、たくさんの情報を処理する力があるというアプリはこのPythonで作られている可能性があります。

 

YouTube以外にもEvernoteやInstagramなどのメモアプリ、SNSもPythonが関わっており、多数の情報を高速処理したい場合にはPythonを利用するのが良いでしょう。自動化やシステムの高速化をしたい場合にはこの言語を使えるようにしておけば大規模なアプリケーション、世界規模に成長しうるアプリに関われるかもしれません。

 

基本はSwiftにも似ている

Pythonはシンプルさで言えば、iPhoneアプリ開発をする人向けのSwiftにも似ている部分があります。アプリ開発をする目的で利用されることもありますが、サーバーのデータ管理やたくさんの情報を収集するスクレイピング関係のアプリ開発にも利用される場合があります。

 

用途が幅広い上に、一度アプリ開発、環境構築できればその威力がかなり高いためにPythonマスターの年収はPHPを扱えるだけの人に比べると100万円から300万円ほども高くなります。それでいて、Pythonを学ぶのはそこまで難しくないので、データ解析やデータの分析をガッツリやっていって、年収も高くしていきたい方はPythonに触れていくのが良いでしょう。

 

機械学習にはどこまで使えるか

Pythonは機械学習ソフトを制作するために利用されるともいわれています。機械学習というのは主に大量にあるデータから、機械的に情報を処理して、使いたい形に編集、加工していったり、情報処理して分かりやすくまとめたりする場合が多いです。例えば、アプリの利用者の情報を集積、蓄積してユーザーの求めているものを把握して、機械的に、自動でユーザーが欲しいと思われる情報をアプリ内で表示するというような仕組みを作るのに最適です。

 

この時、どこから情報を収集するかはある程度選べますが、複数の言語を活用してウェブスクレイピングから収集するのか、アプリのユーザーから収集するのかを選べると、Pythonの威力がさらにたかまるでしょう。

 

監修・著者 山下 将也
エンジニア専門の人材紹介会社に従事しています。業界のことアドわかりやすく発信していきます。

 


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