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CSSでウェブデザイン・テンプレート制作

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 エンジニア業界で働く人 山下 将也

HTMLで作られたサイトにCSSを備え付けると、HTMLだけでは表記が煩雑になるデザインを、シンプル、かつ、美しく表示させられるようになります。CSSを使わなくてもそこそこのデザインのHTMLサイトは作れますが、CSSがあれば一つのサイトの中で共通する部分はまとめて指定できるため、表示速度も早くなりやすく、デザインにも統一感が出て、CSSのスタイルシートだけ編集すればサイト全体に編集を加えられます。

 

デザイン変更はそこまで難しくはなく、ネット上にあるテンプレートを頼りにするのも良いでしょう。少しJavascriptなどに記載方法が似てきますが、HTMLにも似たプログラムで、まだ一般の方でもとっつきやすいプログラム言語です。

 

テンプレートにおすすめ

ウェブサイトのテンプレートを作るときなどは、このHTMLとCSSとを合わせた状態で配布されていることが多く、CSSを少し変えるだけで、同じデザインの別カラーのサイトを制作できます。また、CSSで見出しやタイトル部分の雰囲気も一気に変えられるため、新しくウェブサイトを組み上げるときにもこのCSSを理解しているとかなり作業が楽になる上、一気に複数のサイトデザインをチェックすることもできます。

 

テンプレートを無料で配布しているサービス、Wordpressのテーマを無料で配布しているサービスなどもこうしたHTMLとCSSを活用しており、ブロガーやネットショップ、Wordpressをビジネスとして扱っている方々には特に必須の知識です。

 

隠れた縁の下の力持ち

ウェブデザインを仕事にする人のほとんどが触れることになるのがこのCSSですが、実務では少しでも短く、シンプルで読み込みは早くて、きれいなサイト表示ができるようにCSSを編集する作業に追われる場合が多いです。CSSを圧縮してサイト表示速度を少しでも短くしたり、不要なCSSは統一したりして少しでもシンプルにしていく工夫が多くなるでしょう。

 

追加要素として見出しや文字装飾を入れられるCSSテンプレートを入れたり、作ったりすることもありますが、無料のCSSテンプレート配布サイトや少し勉強しただけでもマスターできる内容が多いため、CSSだけで食べていくのは難しいでしょう。CSSもHTMLもいじれて当たり前と思って、他のプログラムも扱えるようになっていないとウェブサービスに関わるのは難しいかもしれません。

 

監修・著者 山下 将也
エンジニア専門の人材紹介会社に従事しています。業界のことアドわかりやすく発信していきます。

 


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